激闘の末に…盛岡商業VS専修大学北上

激闘の末に…盛岡商業VS専修大学北上




みなさんこんばんは、富士大学体育会サッカー部の庄司です。
今回は11月7日に行われた第100回全国高等学校サッカー選手権岩手県大会の決勝の様子をアップします。

決勝戦(盛岡商業VS専修大学北上高校)

5月のインターハイ予選準決勝で2対4で敗れた専修大学北上高校と決勝戦を戦うことになりました。
専大北上はショートパスを繋ぎ、攻撃のリズムを作れるチームで、両ワイドの選手のドリブルや2トップの得点力が優れた非常に力のあるチームです。準決勝で遠野高校に勝利してからトレーニングとミーティングを重ね、対策を練ってきました。

前半戦

試合は開始2分で動きました。
盛岡商業が幸先よく攻撃を仕掛けコーナーキックを獲得し、チャンスを作ります。しかしそのコーナーキックからカウンターを受け、GKと1対1を作られてしまい、先制を許してしまいました。
その後、失点のダメージもあり、なかなか攻撃のリズムを作れず、専大北上に攻め込まれる時間が続きます。
DFラインでボールを動かしながら攻撃を伺いますが、効果的なパスを中盤の選手や前線の選手に供給することができず、チャンスを作ることができません。0対1で前半を折り返します。

後半戦

なんとか同点に追いつきたい盛岡商業は両サイドから積極的に攻撃を仕掛けます。後半立ち上がりに大町陽斗のスルーパスに工藤春が抜け出しゴールを狙いますが惜しくも枠を捉えることはできませんでした。
攻撃のリズムができ始めたところで1年生の原田優汰を投入し、システムを変えて攻撃を仕掛けます。するとさらにチャンスが生まれ始めます。左サイドから佐藤航が突破を仕掛け原田が飛び込み左足のシュートを放ちますが惜しくもGKに阻まれます。その後もロングスローやコーナーキック、フリーキックなど多くのチャンスを得ますが、専大北上の粘り強い守備に阻まれ同点に追いつくことができません。専大北上は守備に追われ、疲労が限界に達したのか、足を攣る選手が続出し、交代カードを次々と切ってきます。アディショナルタイムは6分。攻撃を仕掛け続けますが時間だけが無情に過ぎていきます。そして終了間際にチャンスから得たコーナーキックでした。戸來匠の蹴ったストレートのコーナーキックに原田優汰が高い打点でヘディングを叩き込み、劇的な同点弾が生まれます。このまま1対1で後半が終了し、前後半10分ずつの延長戦に突入します。

延長前半

開始直後、途中出場の相手FWに背後を取られピンチを招きますが、GK羽田碧斗が冷静に対応し、得点を許しません。
盛岡商業は戸來匠が左サイドからドリブルで仕掛け、相手DF二人を置き去りにし、ペナルティエリアに侵入します。最後は相手DFに必死のクリアーを許しましたが、チャンスを演出します。
互いにチャンスを作りますが1対1のまま延長前半を折り返します。

延長後半

延長後半も互いに譲らず、積極的に攻撃を仕掛けます。互いにPK戦までは持ち込みたくない。100分で決着をつけたいという思いが感じられました。
そして試合終了まで残りわずか3分というところで試合が動きました。クリアボールを拾われ、左サイドから中央にグラウンダーのパスが蹴り込まれます。盛商DFが処理を誤ったところを拾われ、冷静に流し込まれ失点を許してしまいました。1対2となり、盛岡商業も再び攻撃を仕掛けますが、無情にも試合終了のホイッスルが鳴り、1対2で敗れてしまいました。

まとめ

第100回全国高等学校サッカー選手権岩手県大会の決勝の様子をアップしました。
とにかく専北ゴールが遠く感じられた試合でした。
しかし、苦しかったのは追いかける盛商よりも追いかけられる専北だったことは、足を痙攣させ、倒れていく選手の姿や同点に追いつかれた後の表情を見て分かりました。それでも最後に得点を奪って逃げ切る力はさすがとしか言えません。本当に悔しい結果となりましたが、互いに全力を尽くして戦う姿に感動しました。
準々決勝でなかなか思うようなゲームができず、ミーティングやトレーニングで意識を変えて臨んだ準決勝。最大のライバル遠野高校相手に最高の試合をして勝利しました。大会の中でも選手たちは大きく成長したように感じます。
全国大会に出場させてあげられなかったことは悔やみますが、多くの感動を与えてくれた選手たちに感謝しています。
そして今年度はまだ公式戦が残されています。
本来であれば選手権で3年生は引退となりますが、プリンスリーグが2戦残されており、まだ降格の可能性もあります。
プリンスリーグ東北残留に向けてチーム一丸となって全力で戦いますので応援よろしくお願いします。