三重国体へ!東北総体岩手県選抜の戦い

三重国体へ!東北総体岩手県選抜の戦い

東北総体(ミニ国体)

今大会は例年と違い、各県代表のトーナメント方式で行われます。
本大会(三重国体)に出場できるのは3チームです。6チーム中3チームだから簡単では、と思うかもしれませんが非常に厳しい戦いが続きます。実際に岩手県選抜は2016年に行われた岩手国体を覗いて長らく予選突破をできずにいます。
今大会の会場は山形県天童です。

事前合宿

チームは3月の選抜交流大会で立ち上げ、自チームでのトレーニングや公式戦がある中、月一回程度集まり、選考やトレーニングを繰り返しながらここまでやってきました。
7月22日、23日には遠野で強化合宿を行い、ミニ国体への準備を進めてきました。
そして7月28日、29日にいわぎんスタジアムで最終調整をして会場の山形県に入りました。

1回戦(対 秋田県選抜)

1回戦の秋田県選抜戦は山形県総合運動公園ラグビー場で行われました。

前半戦

試合開始から岩手県選抜が前線のプレッシングで相手を圧倒し、押し込みます。
すると7分、名久井悠希(専大北上)の左足のクロスに藤原清人(専大北上)が合わせ、一度は相手GKに跳ね返されますがこぼれ球を佐々木敬人(盛岡中央)が押し込み先制に成功します。
これで勢いに乗った岩手県選抜は、12分、再度クロスから工藤春(盛岡商業)がヘディングシュートを狙います。これも一度は跳ね返されますが、こぼれ球を金澤壮馬(盛岡中央)が頭で押し込み2対0、さらに23分、佐々木敬人のクロスに工藤春がダイビングヘッドで合わせ3対0と大きく突き放します。守備はGKの佐守賢寿(盛岡中央)、センターバックの大久保聖永(盛岡商業)と葛西創太(専大北上)を中心に集中して守りきりました。前半を3対0で折り返します。

後半戦

後半も岩手県選抜の勢いは衰えません。
40分、左サイドでボールを持った工藤春が今日2点目となるミドルシュートを決めます。
52分には工藤春がペナルティエリア内で倒されPKを獲得します。このPKを金澤壮馬が決めて5対0にします。
58分には途中出場の昆野翔太(遠野)が相手のパスを前線で奪い、確実に決めて6対0にします。
65分には同じく途中出場の佐々木大夢(盛岡中央)が相手のパスを奪い、ドリブルシュートを決めます。
後半アディショナルタイムには佐々木大夢のクロスに藤原清人が頭で合わせ8対0にします。
最後まで攻撃の手を緩めることなく8対0で試合終了です。

代表決定戦(対 宮城県選抜)

2回戦(代表決定戦)は昨日と同じ山形県総合運動公園ラグビー場でシードの宮城県選抜と対戦しました。

前半戦

素早い攻撃で仕掛ける岩手県選抜に対し、宮城県選抜はDFラインから丁寧にボールをつなぎ、岩手県選抜の守備を崩しにかかってきます。岩手県選抜は連戦の疲れのせいか、クロスやラストパスの質が上がらず思うように攻撃をすることができません。すると14分、左サイドに展開され、最後はドリブルで持ち込まれミドルシュートを決められてしまい、先制を許してしまいました。その後は相手の攻撃にも対応し落ち着いて守ることができました。相手ゴールに迫るプレーが増え、なんとか同点に追いつきたいところでしたが0対1で前半を折り返します。


後半戦

後半は前半以上に相手DFへの前線からのプレッシャーを強め、得点を奪いにいきます。
すると待望の同点弾が生まれます。前線で素早いプレッシャーで名久井悠希(専大北上)が相手からボールを奪い金澤壮馬(盛岡中央)につなぎます。これを受けた金澤は走り込むFWへのパスを選択すると思いきやロングシュート。このシュートが前に出ていたGKの頭を越え、ゴールネットを揺らします。
このゴールで岩手県選抜はさらに勢いに乗り、攻撃の時間が続きます。
そして今大会ここまで不発だったエースがついにやります。
52分、右サイドでボールを受けた原田優汰(盛岡商業)がドリブルでカットインして放ったミドルシュートは綺麗にゴール右隅に決まり、ついに逆転に成功します。
その後激しい攻防が続きますが、GKの佐守賢寿、DFラインの大久保聖永(盛岡商業)、葛西創太(専大北上)、高橋範好(盛岡市立)、遠藤晃太(盛岡中央)が奮闘しゴールを守りきります。
後半アディショナルタイム、相手の激しい攻撃をなんとか凌いでいると交代選手が活躍してくれます。途中出場の中村陽真(専大北上)がボールを奪い、前線に繋ぎます。このボールを同じく途中出場の鈴木千翔(専大北上)がドリブルで相手DFを振り切りラストパス。これに途中出場の昆野翔太(遠野)が冷静に合わせてダメ押しの3点目を奪います。
激闘を制し3対1で勝利しました。

まとめ

秋田県選抜と宮城県選抜を下し、2021三重とこわか国体への出場権を手にすることができました。
2016年の岩手国体を除き、国体の出場権を獲得できたのは9年ぶりのことだそうです。
3月の選抜交流大会でチームを立ち上げ、自チームでの活動もあり、限られた時間の中でチーム作りを続けてきました。
新型コロナウイルスの影響で他県とのトレセンマッチや遠征を行えませんでしたが、遠野合宿から事前合宿、大会期間でのチームの一体感を強く感じました。特にも大会期間中の選手たちの大きな成長を感じました。間違いなくこの大会に出場し、戦い抜いたことは大きな財産になると思います。これからは9月26日から行われる三重国体に向けて準備を進めていきます。新たな歴史を作れるようにチーム全員で努力してまいりますので応援よろしくお願いします。